襖屋さんの工作機械?

一般には機械の部品などを作る機械を言うのですが仕事上で→省手間→効率化に使う→手道具にとって代わるモノは私にとっては工作機械なのです、昨日は襖に枠材の上下の縁を取り付ける際、凸型のホゾを作るのですが、これを手作業でやるより速く正確にやってしまうのがご覧の機械←東京に出て来て数年←同業会社に勤めた後で独立した当時からあるもので四十数年前の物→筐体から駆動部まで全て鋳物や鉄材で造られた重量は40キロ以上あり←数年前に家を改装した際もう新規に襖を作る事は無いだろうと処分を考えたのですが道具という物は長い間の愛着と想い入れとがあって捨てられずに残してあったのですが今回襖の貼り替えがあってネズミに齧カジられて破損した縁を交換することになり二枚分だけでしたがこの機械が十数年ぶりに登場!←ホコリとサビに塗マミれていましたが基本機能はシッカリ健在で見ての通りキレイに成形←上の写真)されていてご覧の仕上がり←下の写真)白木の縁を枠周りの塗装に合わせ、引手まで新品と交換してまるで新規製作品←キズとシミと大小の穴だらけのネズミと猫に痛めつけられ、経年変化での劣化も加わり、もう廃棄処分まで検討された襖はこうして蘇ったのです!

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