数年来のお付き合いをいただいている若者は東北地方の仕事で出会ったユニークな人物だ、仕事に対しての絶対的な自信は対人関係にも現れており、元請け会社の上司だろうが、同業仲間の年齢差や性差なども超越し、すべて対等、同じ目線での受け答えには良い意味で唖然とするばかりだ。
一般的には「固定概念」と「思い込み」で仕事に立ち向かうのが常だが、ムラタ君の場合は結果(仕上り)をイメージしたらそれに向かって下地作りから糊付け貼り込みまで現場状況に応じて変幻自在、時には廻り道もいとわず凡ゆる手段で最短距離(時間)を突き進むのだ。
手早くきれいな仕事ぶりは仲間の信頼も厚く、コツは何ですか?と聞くと「まあ難しく考えない事ですよ!」とケロリとしているが彼から学ぶ(仕事に対する心掛け)事は多く、気力の劣化が問題になる人間(自分の事)とってはこれからもずっと刺激を受けていたい人物だ。